8月 122018
 

Number Web によると。

 季節は夏真っ盛りだが、フィギュアスケートの新たなシーズンがまもなく幕を開ける。8月1日のアジアンオープントロフィーには、グランプリシリーズにもエントリーしている16歳の白岩優奈、15歳の山下真瑚らが出場予定。ジュニアグランプリシリーズも8月からスタートする。他の選手も8月ないしは9月に初戦を迎えるとあって、プログラムの習熟に余念がない。

 開幕を目前にした今、選手たちを悩ませていることがある。今シーズン、採点のルールが大幅に変わったことだ。中でも特に神経を使っているのが「GOE」だ。

 フィギュアスケートファン以外の方にもわかるように説明しよう。

 ジャンプやスピン、ステップはその種類に応じて基礎点が決められている。その点数に対し、出来に応じて加点ないしは減点された結果が得点となる。この際に加点、減点されるものがGOEであり、出来栄え点とも呼ばれている。

 だから、同じ種類のジャンプを飛んだとしても、選手によって完成度の違いが点数に表われる。結果として多くの技で高い加点が得られる選手と、そうではない選手とでは、総合得点で比べたときに大きな違いが出てくる。
評価の幅の大きさが広がった。
 では、今回GOEはどのように変わったのか。最も変わったのは評価の幅の大きさである。これまでは「0」を中心に、-3から+3までの7段階評価となっていた。それが-5から+5までの11段階へと広がったのである。

 国際スケート連盟(ISU)のジャッジ、テクニカル・コントローラーとして活動し、現在はISU技術委員も務めている岡部由起子氏は、端的にこう説明する。

 「GOEの幅が増えたことで、失敗した場合はこれまでより点数が低くなります。完成度が高いものは、より高くなる。そういうルールだと言ってよいと思います」
新旧ルールでの得点の違いはどうなる?
 新旧ルールでの得点の違いがどうなるのか、例をあげてみたい。

 <4回転トウループの場合>
旧ルール 最小6.30~最大13.30
新ルール 最小4.75~最大14.25

 <3回転フリップの場合>
旧ルール 最小3.20~最大7.40
新ルール 最小2.65~最大7.95

 これに対する選手たちの受け止め方はそれぞれだ。

 「お客さんもジャッジもノーミスですばらしい演技を期待しているからこそだと思います」

 坂本花織はルールが変わった意味をそう捉えた。ルール改正の余波は彼女の演技構成にも及ぶ。昨シーズン、「取り入れたい」と習得に力を注いでいたトリプルアクセルだったが、

 「今シーズンは(トリプルアクセルは)封印します。7段階から11段階になったので、ちょっとでもミスをしたら、点数が引かれてしまいます。怖いなと思いました」

 Posted by at 4:04 PM

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