羽生結弦、SP首位発進 スピン0点に「『あぁ~』みたいな感じ」

スポーツ報知 によると。

男子ショートプログラム(SP)で五輪連覇の羽生結弦(23)=ANA=はスピンが0点になるミスがありながら97・74点をマークし、2月の平昌五輪以来となる右足首故障からの復帰戦で首位発進した。女子フリーはSP4位の樋口新葉(17)=東京・開智日本橋学園高=は109・47点、合計167・01点で5位に終わった。ロシアのエフゲニア・メドベージェワ(18)は204・89点で2位だった。SP2位のブレイディ・テネル(米国)が合計206・41点で優勝した。

 7か月ぶりの競技会のリンクでフィニッシュポーズを取った羽生から、苦笑いが漏れた。「悔しいです。『あぁ~』みたいな感じでした。まあジャンプを跳べてなんぼだとは思うので、プログラムとしては、まとめきることができたのかなと思う」。スピンで大きなミスがありながら、復帰戦で首位発進を決めた。

 今季からSPは後半に跳ぶ最後の1本のみ基礎点が1・1倍になる。羽生は3つのジャンプを前半に入れた。冒頭の4回転サルコーで出来栄え点3・49点を稼ぎ、難しいターンからの3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)も成功させた。最後の連続トウループで最初の4回転の着氷が詰まり、何とか3回転につなげたが「あそこでけっこう力を使った。ちょっと集中が切れてしまった」。

 後半の足替えシットスピンは大腿(だいたい)部が氷と並行になるシットの姿勢の条件を満たせず、シニアの国際スケート連盟公認大会で初めてのスピン0点。特にシットスピンは好きな技に挙げるほど得意なだけに「スピンであんなんなっちゃっていたら、もうしょうがない。まだ滑り込み切れていない」。次戦のGPフィンランド大会(11月2~4日)へ磨きをかける。

 憧れのジョニー・ウィアー氏がフリーで使用した「秋によせて」を今季のSPに選んだ。哀愁漂う世界観を披露した“初演”後、ウィアー氏からSNSで「『秋によせて』は今やユヅくんのものだ」と賛辞を贈られた。ANAスケート部の城田憲子監督も「大会を追うごとに、曲想と滑りが一致して素晴らしい作品になっていく」と期待した。

羽生結弦、緊張の今季初戦 右足首は良好「プログラムとしてはまとめきれた」

スポニチアネックスによると。

 フィギュアスケート男子で五輪2連覇の羽生結弦(23=ANA)は21日(日本時間22日)、平昌冬季五輪以来初の実戦となるオータム・クラシックの男子ショートプログラム(SP)に臨み97・74点で首位に立った。

 ブルーを基調とした衣装を身にまとい、幼いころから憧れていた元全米王者のジョニー・ウィアー氏(34)がフリーで使用した「秋によせて」に合わせて舞った。「とにかく今回の試合のコンセプトは1つ1つを感じながらというところがテーマだった」。最初の4回転サルコーを決めて順調に滑り出すと、4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプではやや乱れたものの着氷。「一発目のジャンプで詰まってしまって…」。最後は美しいステップを見せて貫禄の首位発進した。

 今季初戦の演技後、羽生は「あー、という感じ」と苦笑い。「まだ、緊張する。(0点だった)スピンにも表れていたけど、滑り込みきれていない。サルコーとトゥーループの4回転工程は、ある意味、長くやっているといえるぐらいだけど、ミスが出てしまうのは修正しないといけない」と反省する一方、「プログラムとしてはまとめきることはできた」と収穫も口にした。「シーズンオフ挟んでの初戦は誰しもが緊張するし、いつも感じる通りに不安感もあった。それはけがからということではなくて、新しいプログラムだったり、そういうところに起因している」と説明。「けがをおしてというわけではなく、ちゃんとケアしながら足首の状態を良くしながら、こうやってシーズン・インに臨めたのは良かった」と手応えをつかんだ様子だった。

 22日(同23日)のフリーは「Origin」で、こちらも羽生が尊敬するエフゲニー・プルシェンコ氏(35)の伝説的なプログラム「ニジンスキーに捧ぐ」で使用された曲をアレンジしたものとなる。 「明日も同じ緊張感はあると思う。とにかく今日久しぶりの試合でジャンプを跳んだり、スピンをやることを味わうことができたのが、明日につながればいい」と前を向いた。

羽生結弦、今回はループまでということで、ループまでに関しては特に気をつかわずに飛べているかな。

スポニチアネックス によると。

 フィギュアスケートのオータムクラシック(カナダ・オークビル)の公式練習で羽生結弦(ANA)が調整を行い、見どころたっぷりの新プログラムを披露。シーズン初戦に向けて、新方式の採点、競技時間の短縮といった変化について語った。

――練習を終えて

「リンクの感触をまず第一に確かめて、今の自分のコンディションとどういう風につき合わせていくのか考えながら練習できたと思います。(コンディションは)特に問題なく、久しぶりの試合なんですけど、しっかり体調管理とかコンディションのあげ方とか試しながら合わせてこれたと思います。公式練習でも温かい拍手をいただきましたし、これが試合なんだなって感覚で若干緊張しましたけど、試合の空気感をしっかりものにしたいと思います」

――ジャンプの状態は

「今回はループまでということで、ループまでに関しては特に気をつかわずに飛べているかな。1つ1つの出来を意識しながらやっていきたいです」

――シーズン初戦になるが、ワクワク感は

「特に何も…という感じですね(笑)。とにかく1つの試合として集中していきたいと思います。またこの試合で課題は絶対出ると思うので、この試合に向けて調整してきたことがどれだけ積み上げられたのか反省点だとかを出しながらやっていきたい。初戦だからと気負っているものは特に大きくなくて、とにかくプログラムをこなせればいいかなという思いです。もちろん勝ちたいですけど、それよりもまずは試合勘を整えてプログラムとしてこなせれば」

――今大会でクリアしたいことは

「全部クリアしたいですし、そのつもりでいます」

――今季からGOE(出来映え評価)の幅がプラス3~マイナス3の7段階からプラス5~マイナス5の11段階に拡大するなど、ルール改正が行われたが

「特に気にしてはいないです。誰に有利とか不利とかは特に考えてもいないですし、質が良いジャンプが飛べれば加点が出るんだなってことはジュニアのグランプリだとかを通して何となくはつかんでいるので。やることは変わらず、1つ1つ丁寧にいい演技をすることが大事だなと思います」

――男子フリーの演技時間が短縮

「そうそう慣れないですけど、自分ができることをしっかりやっていきたいです。(対策は)特にしていないです。ルールに適したプログラムをしっかり滑りきることが大事だと思います。大変だな…とは思いますけど、1つ1つしっかりやりたいです」

――右手小指が腫れている

「恥ずかしいんですけど、氷に穴があって指が入ってしまって、ボキッとやってしまった。折れてはいないんですけど、1カ月半前ぐらいですかね。(今は)ある程度は腫れが引いたんですけど、それから引かない感じですね。ジャンプとかでグッと力を入れると痛みはあるんですけど、演技に影響はないのでホッとしています」

――大会での衣装は

「特にテーマはないです。曲のイメージで作らせて頂きました」

――今季の目標は

「とりあえず1つ1つ出たいと思っています。未来に向かって具体的な目標が定まっているわけではないので、1つ1つの試合で課題を見つけつつ自分が納得してベストだなと思える演技を続けていきたいです」

羽生結弦「今回はループまで」 シーズン初戦、気負いなし

朝日新聞デジタル によると。

 フィギュアスケートのオータム・クラシックが20日(日本時間21日)、カナダ・トロント郊外のオークビルで始まった。男子シングルの羽生結弦(ANA)にとっては平昌五輪後、初の実戦になる。21日(同22日)のショートプログラム、22日(同23日)のフリーに備えて公式練習をこなした後、報道陣の取材に応じた。主な内容は次の通り。

 ――今のコンディションはどんな状態ですか。

 「特に問題なく。久しぶりの試合ですが、しっかりと体調管理とか、コンディションの整え方とか、ピークとか、そういうものも試しながら、合わせてこられたと思っています」

 ――ジャンプの調子は。

 「今回は(4回転)ループまでと思っている。ループに関しては特に恐怖感というか、そんなに気負わずに跳べているかなと思っています」